「子どもに本を読んでほしい」
「本が好きになってほしい」
と願っている人は多いのではないでしょうか。
私もその一人で、娘が0歳の頃から読み聞かせをしています。
中でも「しかけ絵本」は子どもに驚きや感動、楽しみを与えてくれるので、絵本にあまり関心がない子どもも興味をもつきっかけになるかもしれません。
今回は実際に私の娘が0歳から2歳8ヶ月になった今でも読んでいる「しかけ絵本」を取り上げて紹介させていただきます。
【0歳〜1歳】オススメのしかけ絵本3冊
視力の発達が未熟な乳児期は色味がはっきりした絵本がオススメ。
0歳~1歳は絵本の内容について理解はできないので、繰り返しの言葉やリズム感が良いものだと興味を持ってくれやすいです。
また本人がページをめくりたい場合は、めくらせてあげることで指先の訓練に繋がります。
指先からの刺激は脳の発達も促してくれるので、積極的に絵本に触れさせてあげましょう。
『いないいないばぁあそび』(作:きむら ゆういち)
赤ちゃんを見るとついやりたくなる「いないいないばぁ」
ページをめくると、かわいいキャラクターが「ばぁ!」と出てくるしかけ絵本です。
最後のページに出てくるママのお面に、自分の目をあてて本当のお面のようにして遊ぶこともできます。
嫌いな子どもはいないのではないでしょうか。
初めての絵本にオススメの1冊です。
『くだものさん』『やさいさん』(作:tupera tupera)
「くだものさんくだものさんだあれ?」の繰り返しのリズムでページをめくると、個性的な顔立ちの果物が登場します。
リズム感が良くて読みやすく、次は誰が出てくるのかとワクワクするお話。
果物の名前を覚えるのにも役立つ1冊です。
同じシリーズの「やさいさん」と是非セットで揃えてみて下さい。
【2歳〜3歳】オススメのしかけ絵本3冊
言葉や理解できることが増えてくる時期で、日常生活に馴染みのある内容の絵本に興味を持ってくれやすです。
スートーリー性も少しずつ理解できるようになるのでたくさん絵本を読んであげましょう。
自我もしっかり出てきて、好き嫌いがはっきりしてくるので、できるだけ子どもが「興味がありそう」「好きそう」な絵本を選ぶといいかもしれません。
そういう意味でもしかけ絵本は、2〜3歳の子どもの興味をひきつけるのにピッタリです。
『しろくまのパンツ』(作:tupera tupera)
なくしちゃったしろくまのパンツをネズミさんと一緒に探すお話です。
パンツのところが穴あきの仕掛けになっていて、めくるたびにカラフルで可愛いパンツがいっぱい出てきます。
文字量が多いページもありますが、カラフルな絵とパンツの仕掛けで釘付けになること間違いなし。
オチも面白く、最後は「しろくまのパンツもまっしろけ~♪」と歌ってあげると子どもも大喜びする絵本です。
『モーリーのすてきなおいしゃさんバッグ』(作:ミリアム・モス)
お医者さんになれちゃう、しかけ絵本です。
モーリーのお医者さんバッグの中には、動物たちの病気を治すアイテムがたくさん。
こんな風にアイテムが取り出せるようになっているので、お医者さんになったつもりで動物さんたちを治してあげましょう。
『ドアをあけたら』(作:しまだ ともみ)
様々な生き物の家を訪ねていく内容で、「〇〇かな?」とページをめくると「あれ⁉●●だったの⁉」という仕掛けが。
子どもと一緒にドアをトントンすると、本当にお家に訪ねに行っている気分になり、より楽しんでくれます。
どんな動物が住んでいるのか、子どもと一緒に想像しながらページをめくってみて下さい。
色味もハッキリしていて、きれいです。
最後に
以上、実際に子どもが0歳〜1歳に購入して、2歳8ヶ月になった今も大好きなしかけ絵本を紹介させていただきました。
個人的イチオシは『モーリーのすてきなおいしゃさんバッグ』です。
おままごと感覚で遊べる本で、
サイズも横25.5cm×縦26.5cmと大きめ
誕生日やクリスマスプレゼントにもピッタリな絵本です。
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