乳幼児の子どもに習い事をさせてあげたいと思っても、何がいいか迷ってしまうのではないでしょうか。
0歳〜2歳からの習い事は保護者も一緒に参加するのが基本。
できれば親の負担がなく、子どもの為になるような習い事をさせてあげたいですよね。
そんな初めて習い事をさせてあげたいけど、迷っている方にオススメしたいのが、
「リトミック」です。
「リトミック」という言葉は聞いたことあるけど、いまいち何をするかピンとこない方も多いのではないでしょうか?
今回は体験談も踏まえてリトミックについて詳しく紹介していきます。
そもそも早くから習い事をさせるメリットは?
「感受性や好奇心を育む」
幼少期に多様な刺激を与えることで、子どもの感受性や好奇心が豊かになるんだとか。
音楽やアート、言語に触れることで、感覚や知覚の発達が促進され、創造力や探求心を育てることができます。
「身体の発達をサポート」
リトミックや水泳など、0歳から始められる身体を使う習い事は、運動能力の発達に役立ちます。
特に、水泳は全身運動であり、筋力や柔軟性、バランス感覚を向上。
また、音楽やリズムに合わせて体を動かすことは、リズム感や身体のコントロールを自然に学ぶ機会になります。
「 社会性の発達」
他の子どもたちや大人と触れ合う機会が増えるため、社会性の発達も期待でき、リトミックなどの集団で行う習い事は、協力する姿勢やルールを学ぶ場としても役立ちます。
親以外の人と接することで、コミュニケーション能力や協調性が育まれ、集団生活に適応する力を養ってくれるでしょう。
「 親子の絆を深める」
親子で参加する習い事は、親子の絆を強める時間として有益です。
共通の活動を通じて親子間の信頼関係が深まり、子どもの成長を一緒に楽しむことができます。
「自己表現の手段を学ぶ」
0歳児でも、音楽に合わせて手を叩いたり、笑顔を見せたりすることで、自分の感情を表現する術を学び始めます。
早期からこうした活動に慣れ親しむことで、自己表現の基礎が築かれ、後のコミュニケーション能力の向上に繋がっていくでしょう。
「早期教育への良い準備」
習い事は、子どもが新しいことに挑戦する楽しさや達成感を早くから経験できる機会です。
これにより、学びへの興味が芽生え、後の学校教育への良い準備となります。
新しいスキルを学ぶ喜びを感じさせることで、学ぶこと自体に前向きな態度を持つ子どもに育つ可能性があります。
0歳からの習い事は、子どもの全体的な発達を支える重要な役割を果たし、楽しみながら多くのスキルを身につける良い機会となります。
「リトミック」とは?
リトミックとは (よいリズム)の意味でスイスの音楽教育家によって創案されました。
音楽に合わせて体を動かすことで、リズム感や音感、表現力、集中力などを養うことを目的としています。
感情は動きや言葉を導きます。
リトミックは音楽、動き、言葉によって”何かを伝えたい”という欲求を満たし、
音楽の変化に動きで応答することで感性を磨いて「表現したい」気持ちを育てる音楽教育です。
特に幼児期の発達において、音楽と身体の動きを結びつけることで、全体的な感覚や運動能力、そして創造力を促進してくれるんだとか。
具体的にどんなことをする?
※あくまでもこれから紹介する内容は一例であり、教室によってレッスン内容も様々です。
①リズムに合わせた体の動き
音楽に合わせて歩いたり、ジャンプしたり、手をたたいたりします。
②楽器を使った活動
小さな打楽器(タンバリンやカスタネットなど)を使って、リズムに合わせて音を出す練習もあります。
③音楽と動作の連携
高い音のときに手をあげたり、低い音のときに手を下にさげたり、音楽の速度にあわせて動きを変える練習です。
④歌を使ったコミュニケーション
簡単な歌を歌いながらリズムを感じたり、他の子どもたちと一緒に歌うことで、コミュニケーション能力も高まることが期待。
他にもカラースカーフやボールなどの道具を使ったり、簡単な工作をしたり手先を使うレッスンがあったりします。
子どもをリトミックに通わせたきっかけ
私の2歳半になる娘は11カ月からリトミックに通い始めました。
通わせようと思ったきっかけは、
・人見知りが激しく、ママとパパ以外の大人と関わったり、子ども同士の交流をさせて少しでも人馴れさせたかったから。
・子どもが歌や音楽に合わせて踊るのが好き。
・子どもと2人で過ごす時間が圧倒的に長く、私自身も気晴らしになるかなと思った。
・特に何か用意したりするものもないので気楽に通えそう
とくに人見知りが激しかったため、これから幼稚園や保育園にいくことになった時に「大変なのでは」と心配になり「習い事をさせたい」と思いました。
水泳や英語など他の習い事ももちろん検討しましたが、
水泳は子どもの水着だけでなく、自分の水着も用意しなければならないうえ、着替えや洗濯の手間が増えてめんどくさがり屋の私には負担。
英語は体験レッスンにも参加しましたが、そこでは音楽で身体を動かすだけでなく、先生の質問に答えたり、会話したりする内容のレッスンになっていました。
当然子どもは何も話せないので私が代わりに答えて参加する姿勢を見せなければなりません。
私自身、英語で話すのは苦手なうえ、今すぐ子どもに英語を覚えさせたいわけでもなかったので「今じゃなくてもいいかな」となりました。
実際に2年以上子どもをリトミックに通わせて効果はあったのか
「リトミックに通わせたからこれができるようになった!」というような
はっきりとした効果というものは感じません。
水泳や英語など、「これができるようになった」「話せるようになった」などリトミックは明確な変化がわかりにくいことが唯一のデメリットかもしれません。
それでもリトミックに通わせて良かったこと・変わったことなと感じることがあります!
・とにかく楽しそう!
・「◯◯くんいる?」と他のお友達と会うことを楽しみにしてる
・マラカスやたんばりん、トライアングル、ピアノなど様々な楽器に触れるなど、子どもに新しい経験をさせてくれる。
・子どもを楽しんでいる姿をみて私も嬉しい気持ちになる。
・人見知りが軽減(月齢によるものかもしれませんが、リトミックに通わせて3カ月が経過したころから人見知りがびっくりするほど軽減)
・最初は先生の指示を待たずに、自分の興味がある物を見つけては手にとり放さなかった子どもが、先生の指示を聞いて行動したり待つことができるようになった。
とにかく「楽しそう!!」
親としてこれだけで充分通わせたかいがありました。
自分の子どもだけではなく、他の子どもたちもキャッキャッ言って楽しんでいます。
はっきりとした効果は感じられなくても、
幼児向けの習い事として「リトミック」成長に適したレッスン内容になっていると感じました。
まとめ
・リトミックとは音楽に合わせて体を動かすことで、リズム感や音感、表現力、集中力などを養うことを目的とした音楽教育。
・教室によってレッスン内容は様々だが、基本的には音楽に合わせて身体を動かすことがベースにある。
・リトミックに通わせたからといって、はっきりした効果は感じられない。
・子どもにとっては楽しめるレッスンが多い
・水泳の水着のように何かを自分で用意する必要もなく普段着で行けるので楽。
・子どもと一緒に身体を動かせて、親も楽しめる。
以上、体験談も踏まえて「リトミック」の習い事について紹介させていただきました。
子どもに習い事をさせてあげたいけど何がいいか迷っている方、リトミックに興味がある方の参考になれば嬉しいです。
コメント