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【体験談】試行的面会交流してきました!家庭訪問から当日の流れについても

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【ママ・主婦】
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 こんにちは。
 現在、3歳の娘を連れて別居、離婚調停中のおがいくママです。
 先日、裁判所で試行的面会交流を終えてきました。

 初めての試行的面会を前に、「どんな流れで進むの?」と不安や疑問を抱えている人って意外と多いのではないでしょうか。
 私自身、事前の情報が少なく、とても緊張していたのですが、実際に体験してみて分かったことや、当日の雰囲気など、知っておきたかったポイントがありました。

 この記事では、家庭訪問の様子から、試行的面会当日のリアルな流れ、感じたことを、体験者として正直にお伝えします。

 試行的面会交流を控えている方の不安が、少しでも軽くなるきっかけになれば嬉しいです。

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我が家の状況と試行的面会交流実施の経緯

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 以前から、夫の身体的暴力があり、2025年6月に子どもを連れて実家へ。
 その間、夫は離婚には応じてくれません。

 出ていく際は必要最低限の荷物しか持ち出せなかったため、後日取りに戻ろうとしました。
 ところが、夫と義母が私が勝手に荷物を持っていかないように入れ替わり立ち替わり見張っており、結局取りに行くことができず。

 結局、弁護士の先生に依頼することにしました。

 弁護士の先生立ち合いのもと、私と子どもの荷物を引き上げることができ、9月から離婚調停が始まりました。

 私は、当初から「面会交流については拒否しないが、第三者機関を通じた面会交流を希望する」ことを伝えていました。
 1回目の離婚調停が始まる前、夫から面会交流の申し出があり、「カフェで3人でランチ」したいと弁護士さん経由で連絡が。

 私が、その申し出を断ると、夫は1回目の離婚調停が始まる直前に、面会交流調停の申立てをしてきました。

面会交流拒否してるわけではないので、なぜ?って腹が立ちました。
改めて早く離婚したいと思いましたね。

このタイミングで面会交流調停の申立てしてくる人は珍しいと思います。

ちなみに第三者機関を通じた面会交流は、調書や公正証書などの書面が必要なので、すぐに利用はできません。

 私の場合、夫が面会交流調停の申立てをしたことで、試行的面会交流を実施することになりました。

調査官の家庭訪問

 我が家の場合、子どもが3歳と小さいこともあり、事前に調査官と顔合わせしといた方がいいと言われました。

 顔合わせは、子どもを連れて裁判所に来るか調査官の方に家にきてもらうかの方法があると説明され、家庭訪問をお願いしました。

じっとしてない3歳を裁判所に連れていくのも大変ですし、顔合わせも試行的面会交流も平日なので、そんな理由で、何回も幼稚園を休ますことに抵抗があり、家庭訪問をお願いしました。

 調査官は2名つき、私の場合は2人とも女性でした。

 家庭訪問の前に、子どもに事前にこの手紙を読んで欲しいと、弁護士さん経由で添付ファイルが送られてきました。

手紙の内容は、パパとママが、〇〇ちゃん(娘)とパパが会うことについて話し合っていること、今度おもちゃのある部屋でパパと会うこと、その前に〇〇ちゃんの家に私たち(調査官)が行って〇〇ちゃんと遊んだり、暮らしのことを教えて欲しいことなどが書いていました。

 子どもが幼稚園から帰ってくる14時過ぎに、調査官2名に方が家に来てくださりました。

最初に子どもの普段の生活について聞かれました。

調査官の方に伝えておきたいこと、不安なことがあれば、この時点で伝えておくといいと思います。
旦那に言って欲しくないことがあれば、それも伝えておくといいかもしれません。

私の場合、家庭訪問後から試行的面会交流当日まで、調査官の方とのやりとりは全くありませんでした。
試行的面会交流当日は、スケジュールが決まっていて、時間がないので、伝えたいことはなるべく早めに伝えておくのがいいでしょう。

 私の場合、子どもが少し警戒して調査官の方と遊ぼうとしなかったからなのか、30分ほどで帰られました。

試行的面会交流とは

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 試行的面会交流とは、

 面会交流(別居している親と子どもが会うこと)を、いきなり本格的に始めるのではなく、短い時間・限定された条件で“試しにやってみて、子どもの様子や親同士のやりとりを確認するため”の制度です。

 調停における妥当な解決方法を検討するために、裁判官の命令を受けて調査官が入ります。
 得られた結果は、調査官が調停委員会(裁判官及び調停委員)に報告し、検討のための資料として用いられます。

 試行的面会交流は、「いきなり本番」ではなく、まずは少し試してみて、子どもにとって無理のない方法を探るためのステップです。
 親にとっても、「面会がどんな雰囲気になるのか」や「子どもがどう反応するのか」を実体験として知れる機会になります。

試行的面会交流当日の流れについて

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 私の場合、当日の流れはこんな感じでした。

 父親が来庁

② 15分後に母子来庁。プレイルームで母、調査官2名、子どもと遊ぶ。

 母と調査1名がプレイルーム退室。(もう一人の調査官はプレイルームに残ります)マジックミラー室から子と父の様子を見学。

 父がプレイルーム入室

 約40分子どもと遊び、父が退室。

 母はマジックミラーの部屋から別室に案内される。(子どもが見えない部屋)

 調査官が子に感想を聞く。

 母がプレイルームに入室し、退庁

 約15分後に父が退庁

マジックミラーの部屋は、真っ暗。
音を立てると、プレイルームに聞こえてしまうので、静かに、話すときはひそひそ話で話してくださいと言われました。
私の場合、私、私の弁護士、夫の弁護士、調査官1名でマジックミラーの部屋に入って、夫と子どもが遊ぶ様子を観察。

弁護士の先生がいる場合、弁護士の先生が様子を見てくださるので、見たくない場合は、事前に伝えておくと、別の待機部屋を用意してくださるようです。

40分って結構長く感じます。大嫌いな相手と大切な子どもが遊んでいる姿を見続けること、正直私はしんどかったです。
弁護士の先生もいたので、別の部屋で待機させてもらったら良かったと後悔しました。
当日に別の部屋で待機したいというのは、難しいようです。

まとめ

 以上、私の体験談をもとに、試行的面会交流についてお伝えしてきました。

・試行的面会交流も家庭訪問も平日に実施される。

・私の場合、子どもが3歳と小さく、事前に調査官と顔合わせしておいた方がいいとなり、裁判所に子どもを連れてくるか家庭訪問するか希望を聞かれた。

・調査官と直接やりとりできるのは、家庭訪問の時だけだった。

・調査間に伝えておきたいことがあれば、直接やりとりできる時に必ず伝えておくのが◎(旦那に言って欲しくないことがあれば、それも伝えておきましょう。)

・マジックミラーの部屋は狭くて真っ暗で、静かにしなければならず、気が滅入る。

・弁護士の先生がいる場合、マジックミラー超しに見たくなければ、事前に伝えて別の部屋で待機させてもらう選択をとってもいいかも。

 試行的面会交流を控えていて「どうゆう流れですすむのか不安」と感じている人の参考に少しでもなれば幸いです。

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